バランタイン7年を徹底レビュー|飲み方・評価|おすすめ|ウイスキーラウンドアップ

記事の概要

管理人によるボトルのレビューを通して、皆様にその魅力を伝える記事です!

バランタイン7年は2021年にリリースされた,コスパに優れたバランタインの新規銘柄です。

そんなボトルについて…

  • バランタイン7年」ってなに?
  • バランタイン7年」ボトルの特徴
  • バランタイン7年」を徹底レビュー
  • バランタイン7年」飲み方について

などなど詳しく解説していきます!!

\\執筆者情報//

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初谷(はつがい)

ウイスキーに関わるあらゆる情報をまとめ,「ウイスキーを知りながらより深く楽しめる記事」を発信しています。
【経歴】東京都立大卒|24歳
【資格】JWRC公認ウイスキーエキスパート|ウイスキー検定2級
【その他】バンド「Candid moment」でドラムを叩く人

各種SNSも運用中!

「バランタイン7年」ってなに?

バランタイン7年の解説

バランタイン7年は著名なスコッチブレンデッドブランドのバランタインに属するボトルであり,このバランタインは世界のスコッチウイスキー売上ランキングにて,ジョニーウォーカーに次いで第2位に鎮座する超メジャーなブランドになります。

バランタイン自体は比較的歴史の長いブランドですが,このバランタイン7年は2021年3月にラインナップに加わった新規の銘柄であり,ブランド創始者のジョージ・バランタイン氏が初めて年数表記アリのボトルを作った際に7年熟成の原酒を使用したことにインスピレーションを受けたボトルになります。

このことからエイジドウイスキー(Aged Whisky)の元祖としてブランディングがなされており,常飲酒になりうる比較的安価な価格帯ながら,創業者が想いを込めた7年熟成原酒の若さと円熟感のバランスが際立つ,秀逸なテイストが表現されています。

ちなみにキーモルトに関する話題として,かつて日本では「魔法の七本柱」と呼ばれる「アードベッグ・グレンカダム・グレンバーギ・スキャパ・バルブレア・プルトニー・ミルトンダフ」が使用されているとされていました。しかしこれは確証がないらしく,否定することもできませんが現在は懐疑的な意見が主流です。

確実な情報として,公式によって明言されているキーモルトは「スキャパ」「ミルトンダフ」「グレンバーギ」「グレントファース」の4種類とされており,その他にも数十種類に及ぶ多数の原酒が使用されています。

「バランタイン7年」ボトルの特徴

\\ボトル外観//

\\ボトル諸元//

ボトル名バランタイン7年
地域スコットランド
種類ブレンデッドスコッチウイスキー
原料モルト・グレーン
容量700ml
度数40%

\\製法と特徴//

  • オーク樽で7年熟成
    ▶︎ブランド創始者のジョージバランタイン氏が選んだ独自の熟成年数
  • バーボン樽で半年以上フィニッシュ
    ▶︎スコッチらしい芳醇で甘い香りが付与される

\\公式テイスティングノート//

色合い:暖かさを感じる黄金色
香り:蜂蜜やバニラを思わせる芳醇な甘さ
味わい:熟した赤リンゴや洋ナシを思わせる熟成感
フィニッシュ:長く続く芳醇で甘やかな余韻

出典:バランタイン公式

「バランタイン7年」徹底レビュー!

まずレビューの項目について説明しておきます!

レビュー項目

  • 色味

ウイスキーをグラスに注ぎ、目視にて色の濃さを5段階評価します

  • 香り

香りについて私が感じ取った内容をまとめていきます

  • 味わい

味わいについても私が感じ取った内容をまとめます

  • 余韻

余韻の長さを5段階で評価します

  • 総評(100点満点)

ボトルのポジティブな風味とネガティブな風味を10段階で評価し,レーダーチャートで表現。ポジティブで獲得した点数からネガティブの点数を引くことにより,ボトルを100点満点で評価します

また最後に総評を文章にて取りまとめていきます!

さてさて、それでは早速「バランタイン7年」をテイスティングレビューしていきます!

色味

色味は薄すぎない中程度の濃さといった感じで,ほんのり暖かいゴールドのように見えます。7年という熟成期間に相応な色味と言えるでしょう。

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香り

香りの第一印象はスコッチらしいバーボン樽系のテイストが色濃く出ており,クリーミーで甘いバニラの要素と濃厚なオレンジ系の柑橘の甘さでした。

続いてはちみつの自然な甘さ,ドライなウッディ感,青リンゴのフルーティさ,バナナタルトの甘み,微かなナッティ感,そして奥の方にうっすらとピートスモークが感じられます。

今日では7年という熟成期間は決して長いわけではありませんが,既にアルコールの刺激が柔和となっており,卓越したバランス感が表現されています。

また要素の多様性にはやや乏しい気もしますが,バランタイン7年の軽快な甘さは,飲みやすさが重視されるブレンデッドとしては王道の魅力と言えるでしょう。

感じ取れる香り

甘いバニラ/濃いオレンジ/はちみつ/ウッディ/青リンゴ/バナナタルト/ナッティ/薄くピートスモーク

味わい

味わいの第一印象は,香りと同様にバーボン樽らしさに特化しており,滑らかで優しいバニラの甘さはちみつのようなナチュラルな甘さでした。続いて青リンゴや梨系のフルーティ感,ウッディなビター感,オレンジの粒が入ったクッキーの甘さ,弱く胡椒系のスパイス感などが感じられます。

口当たりが非常に優しく,ボディは軽め。テイストの奥深さにやや欠けるという意味で若さを感じてしまいますが,アルコールの刺激等のネガティブな印象はほとんどありません。

ライトかつ飲みやすい風味はタイミングを選ばずに気軽に楽しむことのできる常飲酒として,最高のパフォーマンスを発揮してくれるのではないかと思います。

感じ取れる風味

優しいバニラ/はちみつ/青リンゴと梨/ウッディなビター/オレンジ粒入りクッキー

余韻

余韻にかけてはカラメルのようなビターなコゲ感を伴う甘さがしっかりと残ります。余韻の長さとしては中庸な印象で,物足りなさも後腐れもないちょうど良い長さでした。

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「バランタイン7年」飲み方について

さて、ここまではストレートにてボトルのレビューをしてきました。

そこで「バランタイン7年」はどの飲み方が一番美味しいのでしょうか。王道の飲み方である「トゥワイスアップ・ロック・ハイボール」の3種類で比較してみましょう!

飲み方について深く掘り下げた記事も書いているのでご参考までにリンクを貼っておきます!

トゥワイスアップでは?

ポイント

トゥワイスアップではバニラなどのクリーミーな印象がやや収まり,柑橘系のフルーティ感や花畑のようなフローラル感が大きく開いた印象がありました。

意外にも加水によってライトなボディが崩れることはなく,風味の各種要素の濃さはそのまま。深み方向のテイストが削られて広さや多彩さの方向に大きく広がったように感じます。

ロックでは?

ポイント

ロックでは比較的ビターなテイストが強化されている印象があり,カラメルのような甘みを伴うビター感と,ドライでウッディなビター感が表面に出てきています。

冷やされたことによって華やかなフルーティ感は削られてしまいましたが,バニラやカスタードクリームのようなクリーミーな甘さが強く感じられるようになりました。全体としては苦味と甘みの応酬といった感じです。

またストレートの時に背景に存在していたピートスモークも僅かに主張を強めており,スモーキーテイストは苦手な方はやや難色を示す場合があるかもしれません。

ハイボールでは?

ポイント

ハイボールではバニラの甘さをベースとして,樽由来の木のビター感や柑橘系の華やかな要素がふわふわと広がっていくのが感じられます。

ストレートの時点で比較的ライトボディなテイストであり,炭酸を添加することで風味が崩れやすい印象があるため,ガッツリウイスキーを感じたい時は濃いめで,食中酒などにしたい場合は薄めで作ると非常に有用かと思います。


おすすめの飲み方は…?

バランタイン7年」のおすすめの飲み方は「ハイボール」です!

バランタイン7年はストレートでも普通に美味しいのですが,どうも奥深さに欠けてしまうのでやや満足感が低い印象。そのため割り切って濃いめのハイボールにすると飲み応え抜群の美味しさを呈してくれました。

気分に合わせて濃淡を調整することで,寝る前に飲んだ理,食事中に飲んだり,はたまた飲み会に採用したりと,多彩な一面を表現してくれる万能なボトルですね。

「バランタイン7年」総評

最後に総評に入りたいと思います!まずはレーダーチャートから!

ポジティブ

ネガティブ

さてさて、気になる点数は…

点数の理由と評価

バランタイン7年はその熟成年と価格帯を考慮すると,アルコールの刺激等のネガティブな印象がほとんどなく,ライトボディながら甘み主体で飲みやすいブレンデッドウイスキーとして素晴らしいパフォーマンスを発揮してくれていたように感じました。

テイストの主体は甘さでしたが,ビター感や優しいピートスモークの主張もしっかりと感じられ,軽やかな飲みやすさの中で卓越したバランスの良さが表現されていました。

バランタインブランドのメジャーさからも誰でも手を伸ばしやすく,大衆的な「バランタイン ファイネスト」の一歩先にあるボトルとして,一段ステップアップしたより上質な時間を得ることができるでしょう。

総じてワンランク上のハイレベルな常飲酒として数多の用途があり,間違いなくお家に1本置いてあって困らないボトルなので,まだ飲んだことのない人も,飲んだことのある人も常備酒の候補に挙げてみては如何でしょう。

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レビューに使用した道具たち

グラス:グレンケアン

ジガーカップ:JOYONEというメーカーのものをAmazonで購入して使っています。
正直計りたい分量が計れるものであれば何でもいいと思います!