【レビュー】ジャックダニエル ゴールド|香り・味わい・100点満点評価|ウイスキーラウンドアップ

記事の概要

管理人によるボトルのレビューを通して、皆様にその魅力を伝える記事です。

今回は…
ジャックダニエル ゴールド

当記事では,このボトルについて

などなど詳しく解説していきます!!

\\執筆者情報//

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初谷(はつがい)

ウイスキーに関わるあらゆる情報をまとめ,「ウイスキーを知りながらより深く楽しめる記事」を発信しています。
【Shop】ウイスキー専門店『Drinkable books』
【経歴】東京都立大卒|元公務員・ネット酒屋開業
【資格】JWRC公認ウイスキーエキスパート|ウイスキー検定2級
【その他】バンド「Candid moment」のドラマー

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「ジャックダニエル」ってなに?

ジャックダニエルの解説

  • ブランドと蒸留所

ジャックダニエル」はアメリカのテネシー州に所在するジャックダニエル蒸留所が生産するウイスキーのことであり,このジャックダニエルは米国の定義において,独自の”テネシーウイスキー”というジャンルに分類されています。

 またジャック・ダニエルという名称は創業者の名前でもあり,彼は1846年に誕生したのちに孤児として牧師に育てられ,1866年にジャックダニエル蒸留所を創業させたことが知られています。(細かいストーリーは蒸留所の解説記事にて。)

 このように150年を超える非常に長い歴史を持つジャックダニエルですが,そのブランドの繁栄には”ザ・ボイス”と呼ばれたフランク・シナトラ氏を初めとした多くのミュージシャンが関与してきたことが知られており,今では皆がかっこいいウイスキーとして広く認知する超著名なブランドとなっています。

  • No.7とNo.27

 ジャックダニエルブランドの中で最もメジャーなブラックには,ラベルに”Old No.7”という記載があることが知られていますが,今回の主題に掲げる『ジャックダニエル ゴールド』においては,代わって”No.27”という記載があります。

 この数字は,通常のブラックに対して,ゴールドは2倍の手間をかけていることを意味しているとされており,実際にブラックが『活性炭濾過→熟成』という工程で作られるのに対し,ゴールドは『活性炭濾過→熟成→熟成→活性炭濾過』という2倍の工程を経て作られています。

 特に2回目の熟成には,チャコールメロウイングの濾過剤にもなっているサトウカエデで作られた樽が採用されており,独特な甘みを呈する特徴的なウイスキーに仕上がることが知られています。

「」ボトルの特徴

\\ボトル外観//

\\ボトル諸元//

ボトル名ジャックダニエル ゴールド
地域アメリカ,テネシー州
種類テネシーウイスキー
原料グレーン,モルト
容量700ml
度数40%
飲んだ場所リカマン店頭試飲

\\製法と特徴//

  • 蒸留直後と熟成後にチャコールメロウイング製法を2回適用
    ▶︎雑味が完全に削ぎ落とされ,洗練されたスムースな甘みが強く感じられるウイスキーに仕上がっている
  • シュガーメイプルウッドで2度目の熟成を実施
    ▶︎通常のオーク樽での熟成の後,シュガーメイプルウッドでフィニッシュすることにより,リッチで奥深い贅沢な風味が生み出されている

「ジャックダニエル ゴールド」テイスティングレビュー

さてさて、それでは早速「ジャックダニエル ゴールド」をテイスティングレビューしていきます!

色味

ジャックダニエル ゴールド』の色味については,中程度よりは濃いように見え,ややオレンジがかった琥珀色といった感じです。
 客観的な指標としてwhiskys.co.ukの色見本に準えて評価すると,”Tawny”くらいであると言えるでしょう。

香り

  • 第一印象

ジャックダニエルらしいメロン,エステリー,強いウッドスパイス
香りにおいてはアルコールの刺激はほとんどない

  • 経時変化で見える要素

甘く豊かな樽香,木のビター感,濃厚な蜂蜜,キャラメル

筆者の一言

間違いなくジャックダニエルブラックの延長線上だが,スパイシーさとボディの厚みがかなり強化されている印象。
何よりも熟成感があり,濃厚かつ奥深いアダルトな甘みが魅力的な素晴らしい香りでした!

味わい

  • 第一印象

果物っぽい糖蜜感,ほのかな塩味,ウッディビター,胡椒スパイス
アルコールの刺激はやや残っている

  • 経時変化で見える要素

シナモン系のスパイス感,濃厚な蜂蜜,ビターキャラメル,ざらっとした穀物様のエステリー感

  • 余韻に残る要素

スイート&スパイシー&ウッディ,どの軸にも譲らない三つ巴な余韻

筆者の一言

味わいでは,ジャックダニエルらしい風味を煮詰めて強力に濃縮したような印象が非常に強かった様に思える。
繊細さを損なわずとも,ダイナミックかつ円熟感のある重厚なボディは圧巻の満足感。
ジャック好きならばとにかく飲んでみるべし!

「ジャックダニエル ゴールド」総評

最後に総評に入りたいと思います!まずはレーダーチャートから!

さてさて、気になる点数は…

点数の理由と評価

  • 香り:/5|味わい:/5

ジャックダニエル ゴールド』の香りと味わいについては,まさに濃縮されたジャックダニエルといった感じであり,厚いボディ感の中でスイート&スパイシー&ウッディの3要素が極めて目立っている印象でした。

 特に香りについてはアルコールの刺激等のネガティブな要素がほとんどなく,円熟感と共に繊細な甘さまでもを感じ取ることができたため,非常に高評価でした。

 一方で味わいについては,シロップの様な濃厚な甘さや穀物様のエステリー感などはとても魅力的でしたが,僅かなアルコールの刺激やスパイシー感がほんの少しだけ前に出てしまっている感覚がありました。
 よって敢えてストレート単体で飲むよりは,ロックやカクテルのベースとして使用したり,クリーミー系の甘いデザートと併せて飲んだりすることで,コイツの真の魅力が引き出されてくると考えられます。

  • 初心者向け度:/5

 続いて初心者向けかどうかという観点で『ジャックダニエル ゴールド』を見ると,比較的適していると考えられます。

 というのも風味に包含される要素はどれも分かりやすいものであり,特段初心者の舌を刺激する様な尖った個性は感じられず,飲みやすいテイストの範疇にしっかりと治っている様に思えました。

 しかしながらストレートでは若干の若さとスパイシーさが最前面に出ているので,粒が細かめの氷を使用したロックにて,氷の溶行きとともにゆっくりじっくりと嗜むのが最適と言えそうですね。

  • 入手性:/5|コスパ:/5

最後に『ジャックダニエル ゴールド』のコスパと入手性については,入手性はかなり優れている,コスパはまあまあ優れている程度ということができるでしょう。

 というのも多くのボトルが需要と価格の高騰の影響を受ける中,元々の値段が若干高めに設定されていることもあり,通販・店頭問わず比較的安定した値段で見かける機会が多い様に感じられます。
 よって欲しいと思った際に入手する手段に難儀する様な事態にはならないと言えるでしょう。

 また価格帯については前述の通り決して安いとは言えませんが,金色を主としたゴージャスなボトル・化粧箱,そしてそれに負けない濃密でフルボディなウイスキーであるところを見れば,十分に良好なコスパである様に感じられます。
 加えて比較的万人受けしやすい風味を持っていることから,贈答品として選びやすい点もとても魅力的であり,プレゼントの受取手に対しては価格以上の感動を与えること間違いなしでしょう。

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レビューに使用した道具たち

グラス:グレンケアン

ジガーカップ:JOYONEというメーカーのものをAmazonで購入して使っています。
正直計りたい分量が計れるものであれば何でもいいと思います!