「ブルックラディ ザ・クラシックラディ」を徹底レビュー!|飲み方・評価|おすすめ|ウイスキー|ウイスキーラウンドアップ

記事の概要

管理人によるボトルのレビューを通して、皆様にその魅力を伝える記事です!

ブルックラディ ザ・クラシックラディ」はブルックラディ蒸留所の最もスタンダードなオフィシャルボトルのひとつになります。

ノンピートのアイラモルトという非常に個性的な1本ですね。

そんな人気高騰中のザ・クラシックラディについて…

  • ブルックラディ」ってなに?
  • ブルックラディ ザ・クラシックラディ」の特徴
  • ブルックラディ ザ・クラシックラディ」を徹底レビュー

などなど詳しく解説していきます!!

ブルックラディってなに?

ブルックラディの解説

ブルックラディはスコットランドのアイラ島、インダール湾沿いのボウモアとは反対側に位置するブルックラディ蒸留所で生産されるウイスキーになります。

ブルックラディ蒸留所は「テロワール」という言葉で表現される、その環境によって育まれる個性をとても大切にしており、原料から生産工程まで全てをアイラ島で行うことを目標としています。この目標はかなり達成に近づいていて2023年には自社製麦設備が導入予定であり、原料のモルトも既に半数程度はアイラ島産のものに置き換わっています。

そんなブルックラディ蒸留所で作られるウイスキーはまさしく純粋なアイラ島の個性が強調された、非常に品質の高いものとなっています。

またブルックラディには3種類のブランドとして「ブルックラディ(0ppm)・ポートシャーロット(40ppm)・オクトモア(80-300ppm)」があり、それぞれ違った美味しさを秘めています。

これらの中から今回紹介するボトルがノンピートの「ブルックラディ ザ・クラシックラディ」になります!

ブルックラディ蒸留所

ブルックラディ蒸留所の概要

項目内容
創業年1881年
所有会社レミー・コアントロー社
地域分類スコットランド アイラ島
糖化槽鋳鉄製フルロイタータン
発酵槽オレゴンパイン製6基
ポットスチル初留2基・再留2基
仕込み水付近の丘の上の貯水池

ブルックラディ蒸留所の歴史

西暦年内容
1881年ウィリアムらハーベイ兄弟によって蒸留所が創業される
1929年戦争に伴う経済状況悪化により、以降7年間に渡り蒸留所が閉鎖される
1952年
〜1967年
蒸留所の所有者が頻繁に移り変わる
ロス&コールター社▶︎DCL社▶︎AB Grant社
1968年蒸留所がインバーゴードンディスティラーズ社によって買収される
1975年蒸留所拡張に伴いポットスチルが2基から4基に増設される
1993年ホワイト&マッカイ社に買収
不況の影響は続きほぼ休止状態
1995年同年以降5年間に渡り蒸留所の閉鎖が決定される
2000年蒸留所がマーク・レイニェー率いるマレーマクダビッド社及びボウモア蒸留所を退職したジム・マッキーワン氏ほか2名の投資家たちによって約9億円で買収される
2001年ヘビリーピーテッドタイプのポートシャーロット10年が発売される
2002年スーパーヘビリーピーテッドタイプのオクトモアが発売される
2012年蒸留所がレミー・コアントロー社によって約87億円で買収される

↓蒸留所の解説記事↓

ザ・クラシックラディの特徴

ボトル概要

ブルックラディ ザ・クラシックラディ」はブルックラディ蒸留所の公式ボトルのうち、ノンピートのブルックラディシリーズで最もスタンダードなボトルになります。

アイラモルトでありながらノンピートであるという最大の特徴がありながら、原料や製造をアイラ島で行うテロワールの概念が意識されているため、アイラ島らしい潮感や要素も感じ取ることができます!おそらく熟成環境に伴う潮感や仕込み水に由来する薄いピート感が表出しているものと感じます。

数多くあるウイスキーの中でもかなり特徴的な味わいを持っているので、経験としても絶対に一度は飲んで欲しいボトルです!見た目的にインテリアとしても活躍できるのがとてもナイスですね…

ボトル外観

諸元

ボトル名ブルックラディ ザ・クラシックラディ
地域スコットランド アイラ島
種類シングルモルトウイスキー
原料モルト
容量700ml
度数50%
入手価格Amazon:4877円/楽天市場:5269円
(2022年6月現在)

製法と特徴

  • ノンピートタイプのモルトを使用
    ▶スモーキーさやクセのない、クリーンかつフルーティな味わいとなる。
  • アイラ島で熟成
    ▶潮風を受けるアイラ島の熟成環境により、うっすらとした潮の香りが付与されています。
  • アイラ島のピート層をくぐり抜けた水を仕込み水に採用
    ▶アイラ島はピートが豊富なため、水源の多くはピート層をくぐり抜けた水を湛えています。その水を使用していることが個性的なアイラの味わいを表現する一端となっていることは確かでしょう。
  • 樽構成は公式サイトで確認できる!?こちら
    ▶︎ブルックラディのボトルは個体ごとにナンバーが振られており、それぞれの樽構成やモルトの種類を確認することができます!
    ちなみに今回のボトルではバーボン樽を中心にシェリー樽とワイン樽の原酒がバッティングされていました。

ザ・クラシックラディの徹底レビュー!

まずレビューの項目について説明しておきます!

レビュー項目

  • 色味

ウイスキーをグラスに注ぎ、目視にて色の濃さを5段階評価します!

  • 香り

香りについて私が感じ取った内容をまとめたのち、「フルーティ・スモーキー・モルティ・ウッディネス・フローラル・アルコール感」の6項目についてレーダーチャートで表現します。

  • 味わい

味わいについても私が感じ取った内容をまとめたのちに、「甘み・苦み・酸味・塩味・厚み・アルコール感」の6項目についてレーダーチャートで表現します。

  • 余韻

余韻の長さを5段階で評価します!!

  • 総評(100点満点)

最後にボトルを100点満点で評価し、総評を行います!!

さてさて、それでは早速「ブルックラディ ザ・クラシックラディ」をテイスティングレビューしていきます!

色味

色味は比較的薄めなであり、クリアなゴールドです。

先ほど公式サイトにて、このボトルにはバーボン樽原酒が多く使われていることを確認しましたが、まさしく色味にはその特徴がしっかりと反映されていますね!

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香り

香りの第一印象は軽快な花畑のようなフローラル感レモンを思わせる軽快な柑橘系が中心的でした。まるで香水のような豊かな香りです。

続いてうっすらとコーヒーのようなビター感も感じられ、バニラのような甘い香りや多少の潮感と非常に相性が良いです。

またしっかりとしたりんごや穀物の甘い香り、そしてはちみつ感も入り混じった複雑な印象を受けます。非常に薄くではありますが、ピートの要素も感じ取ることができます!

奥の方からはおそらくワイン樽に由来するものか、マスカット調の甘さと若干の渋みを感じることができます。

↓感じ取れる香り↓

フローラル/レモン/バニラ/りんご/マスカット/潮/モルティ/はちみつ/渋み/コーヒー

味わい

味わいの第一印象はかなり強めのモルティな甘味でした!それと共に鼻から抜ける風味は力強い柑橘感です。

この柑橘感と若干のビターさが合わさり、グレープフルーツのようであるという表現がしっくりきます。

また香水のようなフローラルな風味も感じられ、妖艶な大人の雰囲気を感じさせてきます。

度数が50%のため、非常に濃く複雑で多様な味わいが入り乱れていますが、中心的な味わいは甘みと華やかさです!

初めて飲んだ時は衝撃的でしたが、複数回飲んでみると徐々に新たな風味を発見できるようになってきます。

↓感じ取れる風味↓

強いモルティな甘み/柑橘/グレープフルーツ/バニラ/クリーミー/香水/フローラル/軽快なりんご/妖艶

余韻

余韻には香ばしい麦芽の甘みとクリームっぽいバニラ柑橘系のテイストが残っています。

ワイン樽原酒から連想される渋みやスパイシーさはあまり残らず、とてもわかりやすい万人受け系の感触でしょうか。

複雑さのある風味でしたが、軽快さを失わずにまとまりの良い余韻でした!

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「」飲み方について

さて、ここまではストレートにてボトルのレビューをしてきました。

そこで「」はどの飲み方が一番美味しいのでしょうか。王道の飲み方である「トゥワイスアップ・ロック・ハイボール」の3種類で比較してみましょう!

飲み方について深く掘り下げた記事も書いているのでご参考までにリンクを貼っておきます!

トゥワイスアップ

ポイント

ロック

ポイント

ハイボール

ポイント

おすすめの飲み方

「」のおすすめの飲み方は「」です!

総評

最後に総評に入りたいと思います!

早速ですが、気になる点数は…

ー71点ー

点数の理由についてまとめていきます!

まず全体的に花畑を思わせるフローラルな香水感と強いモルティな甘みが前面に出ていました!

併せてグレープフルーツ調の柑橘とバニラのクリーミーさがしっかりとあり、非常に華やかであることからアイラモルトであることを忘れてしまいます。

言葉で表現すると非常に飲みやすい部類かと思うかもしれませんが、口当たりは若干のざらつきがあるかなり独特な感触であり、甘みやフローラル感もかなり個性的な部類であると感じます。

個性のベクトルは他のアイラモルトと全く違うベクトルではありますが、初心者には多少ハードルの高い風味であるといえるでしょう。

一通りスペイサイドモルトや他のアイラモルトを飲んだ後に飲むことでその真価を感じることができるウイスキーです!ある程度の経験とブルックラディに対する強い興味を持って飲むことで、最大限に楽しむことができるボトルなので、我こそはという人は是非購入してみてはいかがでしょう!

レビューに使用した道具たち

グラス:グレンケアン

ジガーカップ:JOYONEというメーカーのものをAmazonで購入して使っています。
正直計りたい分量が計れるものであれば何でもいいと思います!