サントリーウイスキー季(TOKI)を徹底レビュー|飲み方・評価|おすすめ|ウイスキーラウンドアップ

記事の概要

管理人によるボトルのレビューを通して、皆様にその魅力を伝える記事です!

サントリーウイスキー季(TOKI)」は白州をベースとした海外市場向けの純国産ブレンデッドウイスキーになります。

隠れたジャパニーズウイスキーであるサントリーウイスキー季(TOKI)について…

  • 季(TOKI)」ってなに?
  • 季(TOKI)」ボトルの特徴
  • 季(TOKI)」を徹底レビュー
  • 季(TOKI)」飲み方について

などなど詳しく解説していきます!!

「季(TOKI)」ってなに?

季(TOKI)の解説

サントリーウイスキー季(TOKI)は2016年にアメリカ・カナダで,2018年にイギリスで発売された海外出荷オンリーのブレンデッドウイスキーになります。

最近では稀にスーパーなどでも見かけることのある季(TOKI)ですが,実は日本市場では未発売のため,逆輸入ウイスキーということになります。

どうも見慣れないボトルの形状のため,なにやら疑念を抱いてしまいがちですが,その中身は日本洋酒酒造組合の自主基準における要件を満たしている歴としたジャパニーズウイスキーであり,サントリーの山崎・白州・知多のみで構成されています。

具体的には12年程度熟成させた白州をキーモルトとし,山崎と知多がブレンドされています。白州と知多の個性が程よく出ており,複雑でありながらとても軽やかでフルーティな仕上がりとなっています。

また海外ではハイボール文化が未だ浸透していないのですが,海外版のサントリー公式サイトにてハイボールが激推しされています。このことからもサントリーはこの季(TOKI)をもって海外にハイボール文化を拡大しようとしていることがわかりますね。

また昨今のジャパニーズウイスキーの価格高騰や市場淘汰の影響をあまり受けていないボトルでもあり,通販・店舗問わず継続的に適正価格で購入が可能なところも魅力的です!

「サントリーウイスキー季(TOKI)」ボトルの特徴

ボトル外観

諸元

ボトル名サントリーウイスキー季(TOKI)
地域日本
種類ブレンデッドジャパニーズウイスキー
原料モルト・グレーン
容量700ml
度数43%
入手価格5500円程度

製法と特徴

  • 12年程度熟成された白州がキーモルト
    ▶柑橘やバニラのニュアンスと共に白州の大自然を思わせる香りが感じられる
  • ヘビータイプの知多グレーンをブレンド
    ▶複雑な香味を支えることができる重厚な土台が作られているが,知多らしい軽やかでクリーンな要素もしっかりと生きている

「サントリーウイスキー季(TOKI)」徹底レビュー!

まずレビューの項目について説明しておきます!

レビュー項目

  • 色味

ウイスキーをグラスに注ぎ、目視にて色の濃さを5段階評価します

  • 香り

香りについて私が感じ取った内容をまとめていきます

  • 味わい

味わいについても私が感じ取った内容をまとめます

  • 余韻

余韻の長さを5段階で評価します

  • 総評(100点満点)

ボトルのポジティブな風味とネガティブな風味を10段階で評価し、レーダーチャートで表現します

ポジティブで獲得した点数からネガティブの点数を引くことにより、ボトルを100点満点で評価します

また総評を文章にて取りまとめていきます!

さてさて、それでは早速「サントリーウイスキーTOKI」をテイスティングレビューしていきます!

色味

色味はかなり薄めであり,透明感のあるゴールドでした。

ベースが12年以上熟成された原酒とのことであり,年数の割に薄い色味はおそらくバーボン樽原酒や知多グレーンの割合が大きいことに起因するものと考えられます。

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香り

香りの第一印象は圧倒的なオレンジ系の柑橘感でした。また主体となる香りがオレンジを含む強力なフルーツ香であり,青リンゴのようなフレッシュな甘さも感じられます。

次いで芳香剤のような花畑を思わせるフローラルな香り,ミントのような爽快感のある要素が出てきます。

ライムやシトラスのようなフレッシュ系の柑橘や森林を思わせる香りはやはりベースとなる白州を想起させます。

僅かではありますが穀物系のモルティな甘みもしっかりと感じられます。とても完成度の高い香りであり,飲みやすさが卓越していますね!

↓感じ取れる香り↓

オレンジ/多様な柑橘/青リンゴ/フローラル/ミント/森林や草原/モルティ

味わい

味わいの第一印象ははちみつとオレンジの甘さでした。また軽やかで甘いモルティ感バニラの甘さバタークッキーのようです。

香りでも感じられたライムやシトラスのようなフレッシュな柑橘感は鼻から抜ける風味にもしっかりと感じられます。

白州の森林感は少し控えめですが,草原や田園のような田舎の自然を想起させてくれます。また樽に由来するウッディなほろ苦さ胡椒系のスパイシー感も感じられます。

強い甘さがありつつもかなりクリーンであり,ライトで飲みやすい印象が前面に出ていました!かなり美味しいと思います!

あくまで主観ですがキーモルトである白州の要素はトッピングのような形で実力を発揮しており,知多がその飲みやすさの土台をしっかりと整えているように感じました!

↓感じ取れる風味↓

はちみつ/オレンジ/モルティ/バニラ/ライム/シトラス/田園風景/ウッディ/ビター/胡椒系スパイシー

余韻

余韻には草原のような大自然の香りがまず残り,時間経過と共に樽由来の木のビター感とスパイシーさが主体となってきます。

余韻の長さは割と短めであり,ドライかつキレが良い印象です。水割りやハイボールでは食中酒としても楽しめそうなポテンシャルを感じました。

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「サントリーウイスキー季(TOKI)」飲み方について

さて、ここまではストレートにてボトルのレビューをしてきました。

そこで「サントリーウイスキー季(TOKI)」はどの飲み方が一番美味しいのでしょうか。王道の飲み方である「トゥワイスアップ・ロック・ハイボール」の3種類で比較してみましょう!

飲み方について深く掘り下げた記事も書いているのでご参考までにリンクを貼っておきます!

トゥワイスアップでは?

ポイント

加水をするとオレンジのような甘くフルーティな香りが圧倒的に強くなりました。またバニラ感も表出し,とてもクリーミーな印象となりました。

味わいでは柑橘感とクリーミーなバニラ感が肩を並べ,ちょうど1:1程度の感覚となります。非常に滑らかで甘く,爽快なミント感もしっかりとあります。

飲みやすさはピカイチであり,初心者でも楽しめると思います!

ロックでは?

ポイント

ロックにすると華やかな香り立ちが多少落ち着き,草原やミントのような爽やかな要素が前面に出てきました。

味わいではビター感がとても強くなりました。当初の甘さはグッと中央に集合しており,複雑さこそなくなりましたが,しっかりと存在が感じられます。

華やかさを特徴としているウイスキーであるがゆえに,ロックでは少し物足りなさがあるかもしれません。

ハイボールでは?

ポイント

ハイボールにすると柑橘感・バニラはちみつミントといった軽やかでフレッシュな甘さが弾けるように感じられるようになりました。

また白州の森林感がちょっと薄まった,少し寂しい秋の田園のような風景が頭をよぎります。

ドライかつキレが良い余韻はハイボールにフィットしていて,くどさがないことから食中酒としても飲めてしまうでしょう!とてもバランスが良く飲みやすさが卓越しています!


おすすめの飲み方は…?

サントリーウイスキー季」のおすすめの飲み方は「ハイボール」です!

個人的には最初にストレートで飲んだ時の美味しすぎるインパクトが凄まじかったのは事実としてあるのですが,色々と飲み比べてみるとやはりハイボールが最も好ましく感じました。

やはりストレートで感じられた濃密な柑橘系の甘みとドライでキレが良いという特徴がハイボールにベストマッチしています。これぞ爽快感といった感じです!

晩酌の最初の一杯ご飯と共に飲む食中酒として,その素晴らしいポテンシャルを発揮してくれるでしょう。

「サントリーウイスキー季(TOKI)」総評

最後に総評に入りたいと思います!まずはレーダーチャートから!

ポジティブ

ネガティブ

さてさて、気になる点数は…

ー80点ー

点数の理由と評価

正直なところ海外向けの逆輸入ウイスキーであり,あまり馴染みのない見た目をしていたため,私自身存在を知りつつも飲む機会がなかなか来なかったウイスキーではありました。

しかし一口飲んだ瞬間,これまで興味を示さなかったことを後悔するレベルに美味しくて本当に焦りましたよ(笑)

ストレートでは柑橘の甘さ草原のような大自然感がとても心地よく,ハイボールでは甘さとドライ感が両立されていて,幅広い楽しみ方のできるウイスキーであると思います。

また特に海外でハイボールを広めるという大義名分を背負っているからか,やはりハイボールでのバランスの良さは圧倒的です。食事の邪魔はしないし,飲みの最初の一杯には爽快感を提供してくれますね。

おそらく季(TOKI)はなぜか敬遠されがちなウイスキーであると感じているのですが,想像よりもとても美味しくできているので是非みなさまにも楽しんでいただきたいと思いました!

参考サイト:サントリー公式(海外)

レビューに使用した道具たち

グラス:グレンケアン

ジガーカップ:JOYONEというメーカーのものをAmazonで購入して使っています。
正直計りたい分量が計れるものであれば何でもいいと思います!